こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。
冷たい飲み物を飲んだときや、甘いものを口にしたときに歯がキーンと痛んだ経験をしたことはありませんか?一見虫歯のように思われますが、それは「知覚過敏」の症状かもしれません。知覚過敏は多くの人が経験するこの症状で、セルフケアで治ることもあれば、歯科医院での治療が必要な場合もあります。
本記事では、知覚過敏のセルフチェックの仕方や歯科医院を受診するタイミング、そして治療や予防について詳しく解説します。
■知覚過敏のセルフチェック
知覚過敏の症状は、軽度から重度までさまざまです。軽度であれば一時的な反応だけで終わることもあります。症状が続く場合は、下記のセルフチェックを行ってみてください。
・冷たい飲食物を口にしたときに歯が痛む
・甘いものや酸っぱいものを口にしたときに痛みを感じる
・歯ブラシを当てたときに痛みが走る
・冷たい空気を吸い込んだときに痛みが出る
こういった症状が頻繁に起こる場合、あるいは痛みが強くなっていると感じた場合は、歯科医院を受診するのがおすすめです。
■知覚過敏で歯科医院を受診するべきタイミング
知覚過敏の症状が続く場合は一過性のものと考えず、早めに歯科医院を受診することが重要です。特に、以下のような場合は早めに歯科医院を受診しましょう。
・痛みが1週間以上継続している
・複数の歯で同時に同じ症状が出ている
・日常生活に支障をきたすほどの痛みが出ている
・自分で対処しても改善しない
知覚過敏だと思っていても他の深刻な歯の問題である可能性もあるので、これらの症状がある場合はなるべく早く歯科医院を受診するのがおすすめです。
■歯科医院での診断と治療
歯科医院では、知覚過敏の診断を行うためにいくつかの検査が行われます。視診や触診、必要な場合はレントゲンを使用して、症状の原因を突き止めます。原因によって下記のような治療法が行われます。(※歯科医院によって異なります)
・フッ素塗布:エナメル質を強化し、知覚過敏を軽減する
・シーラント:露出した象牙質を保護するためのコーティング剤を塗布する
・神経治療:神経にまで問題が及んでいる場合は根管治療などの神経治療が必要になる
知覚過敏の治療は、原因や症状の度合いによって異なりますが、適切な診断と治療を受けることで、症状を効果的に改善することができます。
■知覚過敏を防ぐためにできること
知覚過敏を予防するためには、日常生活での歯のケアや食生活の改善が大切です。
・正しい歯磨き方法を身につける
歯磨きをするときは歯ブラシをやさしく当て、力を入れないようにしましょう。また、知覚過敏用の歯磨き粉を使用することで、エナメル質を保護し、症状の進行を抑えることができます。
・酸性の強い飲食物を摂取したあとは水ですすぐ
酸性の強い飲食物を摂取したあとは、水で口をすすぐなどしてお口の中の酸性度を中和するようにしましょう。こうすることでエナメル質の保護が可能になります。
■歯科医院での定期検診の重要性
知覚過敏を防ぐためには、日々のケアに加え、定期的な歯科検診を受けることが欠かせません。定期的に診てもらうことで初期の段階で見つけ、適切な予防ケアをおこなってもらえます。また、定期検診を受けることで、知覚過敏だけでなく他の歯や歯茎の問題も早期に発見・治療ができます。3ヶ月〜半年に一度のペースで歯科検診を受けましょう。
■まとめ
知覚過敏は多くの人が経験する症状ですが、軽視してしまう人も少なくありません。しかし、知覚過敏は症状に応じて適切な対応をすることが大切です。特に、症状が続く場合や痛みが強い場合は、早めに歯科医院を受診して正確な診断と治療を受けるようにしましょう。
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