こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。
歯科予防の基本といえば「歯磨き」ですが、みなさんは適切な頻度で正しいケアをできていますか?朝昼晩と、3食後に1日3回歯磨きを行うのが理想的、という印象がありますが、皆さんが実際に行っている歯磨きの回数は1日2回が最も多くなっています。
この記事では、歯やお口の中の健康を守るための適切な歯磨きの頻度や、意識したいことを解説していきます。
■結論、理想の歯磨きは回数よりも就寝前の歯磨きと、歯磨きの質が大切!
朝昼晩は1日3食後に歯磨きをしていればお手入れは完璧というのはちょっとした間違いです。もちろん歯磨きをしないよりは予防効果もありますが、理想の歯磨きは、回数ではなくどれだけしっかり磨けたかという歯磨きの質と、就寝前に歯磨きを行うことです。
■歯磨きの質とは?
1日3回の歯磨きが理想ではありますが、いくら回数を多く磨いても、汚れが落とせていなければほとんど意味がありません。しっかりと磨けていれば、1日1回の歯磨きでもお口の良い状態を維持することが可能です。
*就寝前の歯磨きが重要!
歯磨きのタイミングで絶対に守りたいのは「就寝前」のタイミングです。お口の中にある唾液は、細菌の増殖を減らし虫歯や歯周病などを予防する効果がありますが、寝ている間にはお口の中の唾液の分泌量が減少してしまいます。唾液の分泌量が減ってしまうことで、虫歯や歯周病の原因となる細菌が繁殖しやすい環境になります。
起きている最中は食事や活動によって唾液腺が刺激され、唾液もしっかり分泌されますが、就寝中は分泌が抑制されてしまい、細菌も増えてしまうため、寝る前にはしっかり歯磨きをして口腔内の細菌を減らしておくことが重要になります。
■正しい磨き方を身につけよう
絶対に守りたいタイミングを覚えたら、正しいブラッシング方法も身につけましょう。いくら磨く回数が多く、就寝前に磨いていても、磨き方が適当では意味がありません。歯ブラシはやさしくもって小刻みに動かしながら1本1本丁寧に磨くようにします。目安として歯2本分ほどの幅で動かしましょう。磨く際には順番を決め、きちんとすべての歯に当たっているか鏡で確認しながら磨きましょう。(順番:下の歯の裏→表、上の歯の裏→表、というように、自分で漏れのないように磨く順番を決めましょう)
汚れを綺麗にしようと強い力で擦ってしまうと、歯質や歯茎を傷つけてしまう可能性があるので注意してください。
*補助グッズも活用しよう
歯列は人それぞれで、歯の形もさまざまです。歯ブラシだけでは、歯と歯の間や歯と歯茎の間の汚れを落とすことは難しいので、デンタルフロスや、歯間ブラシなどの補助グッズも使用しましょう。デンタルフロスを使用した場合と使用しなかった場合では、プラークの生成のされ方が大きく異なりますので、予防効果に直接的に関わってきます。歯間ブラシは歯と歯の隙間が広い場合に有効です。歯ブラシの毛先が届かない箇所の汚れも効率良く掻き出すことができます。
歯ブラシをはじめ、補助グッズは自分の歯列に合ったものを選ぶことが大切です。種類や形状もたくさんあり、どれが良いのかわからないという人も多いと思いますが、歯科医院でスタッフに相談することで、選び方のポイントも見えてくると思います。
おうちでの正しいケアのためには、プロの判断や意見を仰ぐことはとても大切です。そして、自宅でのケアと並行して歯科医院での定期検診やメンテナンスも欠かさないようにしましょう。
■まとめ
当院でも予防歯科に力を入れており、患者様の歯やお口の中の健康を守るためのサポートをしております。予防歯科で重要なのは「症状が出る前に、未然に防ぐこと」です。これを実現するためには、毎日の丁寧なセルフケアと歯科医院での定期検診が欠かせません。どちらも両立していくことで、自分の歯やお口の中の健康、ひいては全身の健康を守ることにも繋がります。
当院が考える予防歯科の詳細は公式サイトにも記載しております。診療メニューなどの詳細が気になる方はぜひお問い合わせください。
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