こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。
口内炎は、多くの人が一度は経験したことがある口腔内のトラブルです。口内炎は、種類によっては痛みや不快感が大きく日常生活に支障をきたすこともあります。自然治癒で治ることもありますが、歯科医院で診てもらうことで適切な処置を受けることができ、症状を和らげてもらえます。
本記事では、口内炎の原因や種類、歯科医院で受けられる処置について詳しく解説します。
■口内炎ってどんなもの?
口内炎とは、お口の中の粘膜に生じる炎症や潰瘍のことを指します。小さな傷ができるほか、炎症が起こってしまうと、炎症部分が痛みやしびれを感じるようになり、食事や会話など、日常生活にも影響を及ぼすことがあります。多くの口内炎は自然に治癒しますが、ケースによっては長引いたり、繰り返し何度も起こることがあります。
■口内炎の種類
口内炎といってもいくつかの種類があり、それぞれ原因や症状が異なります。
①アフタ性口内炎
最も一般的な口内炎で、多くの人が経験します。小さな白や黄色の潰瘍が口腔内に現れるのが特徴で、主にストレスや栄養不足、免疫力の低下が原因といわれています。患部の痛みが強く、食事や飲み物がしみることがあり、不快感を感じやすくなります。
②ウイルス性口内炎
風邪やインフルエンザ、ヘルペスウイルスなどが原因で発生する口内炎です。特にヘルペス性口内炎は、口の周りや唇にも水疱ができ、強い痛みを伴うのが特徴です。ウイルス性の場合、発熱や倦怠感などの全身の症状が出ることもあります。
③アレルギー性口内炎
特定の食品や薬剤に対するアレルギー反応が原因で発生する口内炎です。食品ではトマトや柑橘類のほか、歯科の材料として詰め物や義歯が原因となることもあります。
④外傷性口内炎
頬の内側や舌を噛んだり、硬い食べ物など、物理的な刺激で傷つくことで発生する口内炎です。この口内炎は原因が明確なので適切なケアを行えばほかの口内炎よりも比較的早く治癒します。
■口内炎の症状とその期間
口内炎は一般的に、白または黄色の潰瘍として現れてその周りが赤く腫れるという症状が出ます。痛みの度合いは口内炎の種類や大きさによって異なりますが、強い痛みを伴うことも稀ではありません。食事や飲み物を取るときにしみたり、話す際に不快感を覚えることがあります。
■口内炎が治らない・繰り返す場合は歯科医院へ!
自然治癒することも多い口内炎ですが、治りが遅く、再発を繰り返すこともあります。通常1〜2週間で、自然に回復することが多いですが、症状が長引いたり頻繁に繰り返す場合は、ほかの病気が隠れている可能性も高いので、早めに診てもらう必要があります。口内炎は歯科医院で診てもらうことが可能です。
■歯科医院で受けられる口内炎の治療
歯科医院で行われる口内炎に対しての処置には下記のようなものがあります。
・薬の塗布や処方
炎症を抑えるための薬を塗布したり、処方された薬を服用することで、炎症や痛みを和らげ、治癒を促進します。
・レーザー治療
口内炎部位にレーザーを当てて痛みを軽減し治癒を早める治療法です。レーザー治療は、特に痛みが強い場合や早めに治したい場合に有効とされています。
・ビタミン剤の補給
栄養不足が原因で口内炎が起きていると判断された場合、ビタミン剤が処方されることもあります。特にビタミンB12は、お口の中の粘膜の健康維持に大切な栄養素です。
・歯科医師による口腔内の全体チェック
繰り返す口内炎や治りにくい場合は、不正咬合や歯周病など、他のトラブルが原因の場合もあります。口腔内を全体的にチェックしてもらうことで、根本的な原因を特定して適切な処置が行われます。
■口内炎の予防方法
口内炎の原因を知っておくことで、予防ができるようになります。バランスの取れた食事を心がけ、栄養不足を防ぐことを意識して生活しましょう。特にビタミンB群やC、鉄分を多く含む食品を積極的に摂取することが大切です。また、ストレスを溜め込まず、十分な睡眠を確保して、心身の健康を維持することも重要です。自分なりのリフレッシュ方法を見つけて、ストレス解消できる時間をつくるようにしましょう。お口の中を清潔に保つためにも、日々のセルフケアも欠かせません。歯磨きやデンタルフロス、マウスウォッシュを使用しつつ、歯科医院で定期的なクリーニングを受けることも、口内炎の予防には欠かせません。
■まとめ
口内炎は誰にでも起こりうる身近なトラブルですが、その原因や症状を理解し、適切な対処を行うことが重要です。特に、治りにくい口内炎や繰り返す口内炎は早めに歯科医院で診てもらうことが大切です。自分の症状に合った処置を受けることで、不快感をやわらげ快適に過ごすことができます。
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