こんにちは。習志野駅から徒歩1分の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。
最近よく肩が凝りませんか?
仕事や日常で溜まった疲れかなーと思ったあなた!
それ顎関節症かもしれません!
顎関節症は重症になるとお口が開けづらく痛くなってしまいます。
美味しくお食事ができなかったり、楽しくおしゃべりができなかなったり、
肩がこって疲れやすくなってしまうのは、嫌ですよね。
日常で気をつけることで顎関節症は自分で治すこともできます。
顎関節症のセルフチェックと原因と良くなる方法
歯医者さんに行ったらどうなるの?
といったことをまとめました。
正しい知識を増やして快適ライフを手に入れましょう。
顎関節症セルフ診断
・肩や首がこる ・頭痛や頭が重い感じがする
-顎関節症の症状の1つです。
下記の症状がないか確認してください。
・顎を開け閉めするとき「カクッ」とクリック音がする。 ・鏡を見て大きく開けると顎がまっすぐあかない。
-初期の顎関節症です。
これらの症状はこれから痛みにつながってきてしまう可能性がある状態です。
対策を行って進行しないようにしましょう。
・顎を開け閉めするとき痛みがある。 ・耳のまわりの筋肉を押すと痛いところがある。
-中程度の顎関節症です。
顎関節症が痛みになってしまっている状態です。
こうなってくると治療を行わないと日常生活に影響が出てきてしまいます。
・朝起きると口が開きにくい。 ・口が指1、2本分しかあかない。
-重度の顎関節症の症状です。
ただしっかりと治療すればお口がちゃんと開くようになるので心配しないでください。
顎関節症の原因
①負担のかかる癖
・頬杖をしてしまう
・横向きうつ伏せで寝る
・片方だけでよく噛む
・食事姿勢が悪い(首を横に向けて・前のめりで)
・食いしばりをする
・歯ぎしりをする
などです。
上の6つは顎関節に過剰に長く力がかかってしまうことで顎関節症になってしまいます。
②かみ合わせが悪い
歯並びが悪いという直接的なわけではなく、歯を抜いたままそのままにしていたり、
治療した詰め物を長くそのままにしていたり、奥歯のかみ合わせの悪さです。
具体的には、大きく開けてゆっくり閉じた時歯が当たったところからぐっと噛むまでの間にズレる感じがします。
③ストレス
精神的なストレスは①の悪い癖を誘発してしまいます。
脳はストレスを感じるとそれを発散するために歯ぎしりや食いしばりをしてしまいます。
顎関節症の患者さんに精神分析、性格・心理テストなどを行なった研究では、 自律神経の乱れや情緒不安定などが多く認められたという結果があります。
顎関節症ナビ
④その他
・打撲などの外傷
・リウマチなど関節系の疾患
・関節の変形
・唾液を出す耳下腺の疾患
などがあげられます。
その他精神系の疾患にも当てはまる場合もあります。
良くなる習慣
・悪い癖を直す
原因の①の悪い癖を意識してやめていくことが大切です。
中でも日中の食いしばりはかなりの方がやってしまっている癖なので注意しましょう。
1日24時間の間に上下の歯が接している時間は平均で17.5分といわれています。
上下の歯は、食べ物をかんだり会話をしたりする時に瞬間的に触れ合うだけで、平均的な接触時間は1日17・5分程度です。
医療プレミア
えっ思ったより少ない!
そう思った方が多いでしょう。
人は楽にしてお口を閉じている時
上下の歯は当たっていません。
約2mm程開いているのが正常です。
食事の噛むときの一瞬
飲み込む時の一瞬
言葉を話す時の一瞬
集中して力を入れる一瞬
これらを全て合わせて17.5分です。
パソコン作業やゲームなどで集中するとどうしても食いしばりがちなので、気づいた時には離すようにしましょう。
・マッサージと顎関節運動
顎関節症は周りの筋肉が緊張していることが多いです。
お風呂に入った時など筋肉が和らいでいる時にマッサージや運動をしてあげると効果的です。
顎関節症でマッサージすると良い筋肉は
①側頭筋
②咬筋
です。
指の腹を用いて優しくほぐしてあげましょう。
※やり過ぎは逆によくないので適度に
・顎関節運動
口を大きく開いて開いた状態で前に出し前に出した状態で口を閉じ(アイーンの状態)
顎を引きます。
これをお風呂で1日3回やるだけでお口がスムーズに開くようになります。
※やり過ぎは逆によくないので適度に
歯医者さんでの治療は?
①レントゲン
レントゲンを撮って他の関節の病気がないか確認します。
原因の④のその他ですね。
②診査
関節の周りを触ってみることで痛みと口の開く量と悪い日常の癖を確認します。
原因の①の負担のかかる癖ですね。
③かみ合わせ確認
口の中を見て色紙を噛んでもらい奥歯のかみ合わせを確認します。
原因の②のかみ合わせですね。
④状態の説明
原因と成り立ち、悪い癖やストレスが関わっていることを説明します。
マッサージなどの方法も教えます。
⑤痛みをとる
痛みが強い場合はある程度抑えていきます。
負担をかけてしまう癖をやめる指導と安静にしてもらうために、硬いものを食べるのを避けてもらいます。
痛い時は冷やしても構いませんが、痛くない時は温めてあげた方が関節に優しいです。
痛みの不安が大きい場合は痛み止めのお薬を出します。
⑥マウスピース
朝起きた時症状が強く出る場合はマウスピースを勧めます。
保険適応で自己負担は3割で5000円ほどです
型取りをしたら次には出来上がります。
(何回か調整をおこなうことがあります。)
⑦(手術)
大きな病院では顎関節の手術ができます。
しかし、手術しなくても治る場合が多く手術をするのはごく稀です。
まとめ
まずは鏡を見ながら口を大きく開いてください。
顎はまっすぐ開きますか?
カクッと音はなりますか?
痛みはないですか?
もしかしたら顎関節が悪くなっているかもしれません。
顎関節症は美味しいものが食べれなくなったり、
大きく笑えなくなったり、肩が凝って疲れてしまったり、生活が不自由になってしまいます。
正しい知識を得て顎関節症を未然に防ぎ
素敵な生活を手に入れましょう。
顎関節症の知識を得てあなたのデンタルIQが上がりましたね。
デンタルIQをあげて素敵な笑顔と幸せを手に入れましょう。
コメント