こんにちは。習志野駅から徒歩1分の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。
歳を取って仕事も引退し、さて優雅なセカンドライフを!
そう思ったさなか奥歯が揺れて痛くて食べれない。
旅行や食事を楽しみたくても歯のせいで台無しなんてことにはなりたくないですよね。
歯はとても大切な体の臓器の1つとも言えます。
80歳の時の統計を取ってみると、ある傾向が見えてきました。
80歳の時に歯が多く残っている人と
80歳の時に歯があまり残っていない人
両者の歯並びを見てみると歯が抜けやすい歯並びがあったんです。
今回は歯並びと8020運動のお話。
8020運動が達成出来ない3つの歯並びについてまとめていきます。
歯の大切さ
まず歯が大切であるというのが身にしみるアンケートを1つ
これは仕事をリタイアした人1000人に対してのアンケートです。
結果はなんと歯の定期検診を受ければよかったというもの。
リタイアした60代70代の方の一番の後悔したところは歯の健康だったんですね。
自分の歯が多くあるメリットを挙げるとすると
①好きなものを食べられる
②消化がよくなる
③免疫力向上
④ボケ防止
⑤医療費削減
⑥健康寿命増加
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挙げようとするとまだまだ出てきます。
歯を良い状態に保つということはQOL(生活の質)を上げ、元気で楽しい生活を楽しむために不可欠ですね。
8020運動とは
さっきからキーワードの1つとして挙げています8020運動とはどういうものであるかご存知ですか?
8020運動とは厚生労働省と日本歯科医師会が推奨する「80歳で20本以上の自分の歯を残そう」といった運動です。
20年以上前から始まっているこの啓発運動ですが、始めはなかなか達成者がいない中スタートしました。
しかし、平成28年の調査では50%を越え2人に1人は達成出来ています。
ですが逆に言えば、まだ半分の人が歯に困っている可能性があるということで、
これからもこの活動は続けていかなければなりません。
8020運動達成出来ない3つの歯並び
8020運動を達成出来た人と達成できなかった人の歯並びを統計を取ってみると、
ある3種歯並びは8020運動の達成者が数%以下という驚きの結果がありました。
その3つの歯並びは、
①開口
口を閉じた時に前歯が噛み合わず隙間が空いていて奥歯のみが噛み合う歯並びです。
②反対咬合
前歯が受け口で下の歯が上の歯より前にある歯並びです。
③八重歯
前から3番めである糸切り歯が飛び出している歯並びです。
この3つの歯並びに共通すること、それは「奥歯に負担がかかりやすいかみ合わせであること」です。
奥歯に多く負担がかかると歯が割れたり揺れたりして歯を失う原因になってしまいます。
一番奥の歯を失えばその手前の歯が、、、という形で歯が抜けていく負のスパイラルに入っていくのです。
歯はただ並んでいるだけのように見えますが、
その歯並びと形は前歯が奥歯を守るように働き、奥歯が前歯を守るように働いています。
「たかが歯1本、されど歯1本」
そのくらい重要に思っていてもらいたいです。
矯正治療のすすめ
矯正治療とは見た目の改善の為にやるもの、そういったイメージを持つ方も多いと思います。
しかし、見た目だけでなく歯を失わないための予防のための矯正という考えも最近は広がっています。
矯正治療に頼らない悪い歯並びの予防
矯正治療は時間も費用もかかるもの。
どうしてもすぐに踏み切るのは難しいものです。
矯正治療はデメリットもあります。
①治療期間が長い
②費用が高額
③装置の見た目が気になる
④口の中に傷ができやすい
⑤装置のせいで磨きにくい
⑥虫歯や歯肉炎になりやすい
矯正治療は大切ですが、やらないに越したことはありません。
元々歯並びがいい場合は良いですが、自分だけでなく
歯並びが悪い場合その歯並びの癖が子どもにうつっていることが多いです。
我が子にはきれいな歯並びになって欲しいですよね。
成長途中の子ども達は自分の力で悪い歯並びを治す力を持っています。
その力をうまく引き出してあげましょう。
まとめ
歯並びは一生を決める大切なものです。
見た目だけでなく、将来歯を失うかどうかを決める重要なものです。
自分は歯の定期検診と矯正でしっかりとした歯を持ち、
子ども達には小さいときから硬い物を良く噛む習慣と良い姿勢と鼻呼吸の習慣を身に着け、
親子で歯に困らない一生を手に入れましょう。
今回は歯並びと8020運動のことを学び、あなたのデンタルIQが上がりましたね。
デンタルIQをあげて素敵な笑顔と健康を手に入れましょう。
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