こんにちは。習志野駅から徒歩20秒の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです。
猛威を奮うインフルエンザ
ただの風邪と違って症状も重く学校や職場に行けず辛い期間
なんとか罹らないで過ごしたい。
みなさん思いますよね。
予防接種をやったとしても罹る人は罹ってしまうインフルエンザ
予防といえば
手洗い、うがい、マスク・・・
色々あるけれども、
「何か画期的な良い予防法はないの?」
ありました!
インフルエンザの発症率をなんと10分の1にする予防方法があります。
その方法とは・・・
口腔ケアでインフルエンザ予防
なんと口腔ケアでインフルエンザ予防ができるんです。
口腔ケアと言うと難しく思うかもしれませんが、要はハミガキのことです。
なぜ歯磨きによってインフルエンザに罹りにくくなるんでしょうか?
口腔ケアで予防の仕組み
インフルエンザウイルスは喉などの粘膜から体内に侵入していきます。
喉は通常、タンパク質の膜で覆われてカバーされていますが、
お口の中の細菌が多いと細菌が出す毒素によって粘膜のカバーが破れやすくなってしまうのです。
鼻からのどにかけての粘膜はタンパク質の膜で覆われているため、
緊急生放送! インフルエンザ最新対策-ためしてガッテン
ウイルスはなかなかくっつくことができません。
ところが口の中の細菌が出す「プロテアーゼ」という酵素が膜を破壊することで、
ウイルスがくっつき、細胞内に侵入できるようになると考えられるのです。
高齢者施設での予防効果
実際に高齢者施設で専門的な口腔ケアを行ったグループと
それ以外のグループでインフルエンザの発症率を比較した研究があります。
その結果はなんと専門的な口腔ケアを行ったグループは
それ以外のグループに比べて発症率を10分の1にすることができたという研究結果になりました。
「口腔ケア群」においてはウイルスの感染や増殖に重要な役割を持つ
口腔ケアによる気道感染予防
ノイラミニダーゼやプロテアーゼ活性の有意な低下が確認され、
インフルエンザ発症者は1名でした。
また「対照群」では、インフルエンザ発症者は9名でした。
口腔ケアを行っただけで、発症率を10分の1にできるというのはすごいデータですね。
口腔ケアの方法
そんな特殊なことはしなくていいです。
歯ブラシを使って歯磨きをするだけです。
いつもより丁寧に歯の歯の間に毛先が入っていることを意識して磨きましょう。
歯磨きをするだけで、口の中の細菌をかなりの数減らすことができます。
まとめ
今回はインフルエンザの予防法のひとつである口腔ケアについてまとめていきました。
常日頃から口の中を綺麗にしていくことは、インフルエンザだけでなく、
肺炎など他の病気の発症予防にもつながります。
感染の窓のキーはお口です!
歯は綺麗ですか?
舌は綺麗ですか?
鏡を見て確認してみましょう。
インフルエンザと口腔ケアについて学んだことによりあなたのデンタルIQが上がりましたね。
デンタルIQをあげて素敵な笑顔と健康を手に入れましょう。
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