こんにちは。習志野駅から徒歩1分の予防歯科、ウィステリアデンタルケアです
「歯並びは矯正治療しないと治らない」と思っていませんか?
それは違います!
綺麗な歯並びは矯正治療や遺伝からだけでなく綺麗な習慣からも作られます。
その綺麗な習慣を身につける方法があります。
それが「MFT」です。
これをちゃんと知っていなければ、知らぬ間にかわいい我が子が悪い歯並びに成長してしまうかも知れません。
良い歯並びは素敵な笑顔につながります。
お子さんには素敵な笑顔で過ごしてほしいですよね。
MFTについてその効果と目的そしてタイプ別の実践方法をまとめました。
MFTとは
口腔筋機能療法のことです。
お口の周りの筋肉や舌の筋肉を正しいバランスにしていくトレーニングです。
バランスが悪いと歯もバランスが悪くなり歯並びが悪くなります。
正しいバランスを獲得できたら、自然と歯並びは良い方向に動き安定します。
MFTの目的
①舌機能の正常化
舌で前歯を押すような舌の筋肉が強い癖や、
逆に唇の筋肉に負けてしまうような弱い舌の力は強くします。
②お口の周りの筋肉の正常化
お口が常にポカーンと開いてしまっている口の周りの筋肉が弱い人、
あごのところにシワを寄せ常に緊張している筋肉が強い人、
こういった人には筋力をつけることやリラックスさせていきます。
③飲み込む運動の正常化
飲み込む運動はお口の周りの筋肉や舌の筋肉が総動員されて連続的に動かすものです。
この中で変な癖があると全体のバランスに悪影響およぼします。
正しい舌の位置を覚えて変な力をかけずに飲み込む癖をつけます。
④日常生活で実践
トレーニングで身につけた正しい癖を日常生活の中で意識して行います。
トレーニングだけでは良くなりません。
良い癖をつけることが大切です。
MFTの効果
①歯の矯正をしなくても歯並びが治る
悪い癖は成長していく中で歯並びを悪化させます。
悪い癖により少し歯並びが悪い程度でしたら、正しい癖をつけることにより、十分改善する可能性があります。
例えば、
軽度の開口(上下の前歯が噛み合わない)
軽度の叢生(前歯のデコボコ)
これらはMFTを行えば成長とともに治っていく可能性があります。
②矯正治療が早く終る
悪い歯並びは悪い癖から始まります。
矯正治療はその悪い癖に逆らって歯を力ずくで動かしていくわけです。
矯正中に正しい癖を身につけたらどうでしょう?
逆らうものが少なくなるのでスムーズに歯が動きます。
結果矯正治療の期間が少なくすみます。
③矯正治療後の後戻り防止
悪い癖が残っていればせっかくキレイにした歯並びも元に戻る力がかかってしまいます。
「何年もかけて良くした歯が数ヶ月でまた悪くなってきた」というのは珍しい話ではありません。
高いお金をかけて時間も使って良くした歯を保ちたいですよね。
④ドライマウスの防止
MFTは歯だけではありません。
お口が常にポカーンと開いている人はどうしても口が乾きやすいですが、
正しい癖をつけることで防止することができます。
ドライマウスは口臭や虫歯・歯周病につながります。
お口の中が潤えば、虫歯や歯周病から歯を守ることにもつながります。
⑤綺麗な発音の獲得
正しい舌の位置を身に付け、舌の筋力が上がれば、
自然と発音がキレイになり、滑舌も良くなります。
綺麗な話し方はお金のかからないおしゃれですよね。
⑥綺麗な食べ方の獲得
口を開けてクチャクチャ食べる人いますよね。
マナーが悪い人と思いますが、あれは無意識なのです。
悪い癖がついてしまって飲み込むまでの連続した一連の動きのバランスが崩れてしまったのです。
崩れたバランスを元に戻すためにMFTをやりましょう。
美しい食事の所作が身につくはずです。
⑦小顔効果・シワ取り
いつまでも美しくいたいと思う方に朗報です。
お口の周りの筋肉を鍛えればフェイスラインは引き締まり、ほうれい線やたるみは撃退できます。
まとめ
MFTとは正しい癖をつけてお口の周りのバランスを整えて綺麗かつ機能的になる運動です。
歯だけではなく身体全体に関わってきます。
早くしっかりと身につけておきたいですね。
MFTの目的と効果を勉強したことであなたのデンタルIQが上がりましたね。
デンタルIQを上げて素敵な笑顔と健康を手に入れましょう。
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