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イタリアで購入したアンティークレース。トナカイが森の中を駆けているようなシーズナルでリリカルな、可愛く優美なラウンド/オーバル型のドイリー。ブルーリネン付き技法は素人の想像ですがアランソンレース或いはメッヘレンレース(マリーヌレース)、もしくはミクスチャーかなと感じます。6角形のレゾー(Réseau/網地)部分により太い糸によるアウトラインで凸にレリーフを刺繍で縫い上げモチーフを象形しています。リムのレリーフは花や木や森の中のソリに乗っている人…サンタクロースに見えます。(興奮して/嬉しくて)走っている人々にも。画像8枚目が分かり易いかと。こちらの網地は、目の密度を箇所で変え馴鹿の周囲は密で細かめ。密→緩め→密の変化が暈しのようにフレームの芸術的な効果をもたらしています。ごくごく細い糸で編んだ網地がとても繊細で優しげ。お色はほんのりアプリコット、コーラルピンクがかったニュアンスアイボリー、クリームベージュ。ベースはさらさらとしてリネン、或いは化繊との混紡かと。アウトラインは編まれた糸で絹のような光沢があり、柔らかです。シルク、或はシルク＆コットン＆化繊でしょうか。以下は素人計測の為誤差をご容赦くださいm(_)m直径：縦約14.5〜横13.5㎝約3gたぶんハンドメイドレースと思いますがマシンメイドの可能性もあります。画像にてご判断くださいm(_ _)mごく薄く茶変した糸が一部に、隙間が開いた箇所が左足下に見られますがあまり目立たないかと思います。最終画像は裏面です。年月を経過したアンティークならではの優しく懐かしい色合いと風情。額装なさるのも素敵です。小さめですが額装背景用に画像に映った青いリネン生地を同送致します【メッヘレンレース】ベルギーのメッヘレン発祥のレースはフランスではマリーヌレースと呼ばれます。極細の糸で網地/メッシュを織った上に太い糸でアウトラインやアップリケを刺繍。透き通る様な透明感と美しさで憧れの的に。1700年代に最盛期を迎え花やリボン、人物、動物、天使等のモチーフが多く服飾用にも多用されました。一枚のみの所有。秋冬の季節にも似合います。気に入ってくださったかたに素敵にご活用戴けましたら嬉しいです✧