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津軽びいどろは、1977年に生み出された青森県の伝統工芸品。職人たちが美しい色ガラスを生み出す原料の独自の調合比率や、宙吹きなどの高い技術を見出しながらその価値を高めてきました。手仕事にこだわって作りだされた津軽びいどろの花瓶は、硝子製品でありながらもどこかあたたかみを感じるのが魅力。毎日の何気ない暮らしのなかに、やさしい光を灯してくれるアイテムです。津軽びいどろは、四季の移ろいをガラスにしたためているのも特徴。この花瓶は澄み渡った秋の空と眩しく輝く大地がイメージされています。本体のカラーは両サイドで色味が異なり、一方はブルーで一方はオレンジ色。さらに上部には金色に輝く加工が施されていて上品な華やかさ。使われているガラスはたった2色ですが、花瓶の向きや角度によってふたつのカラーと上部の金色に輝く部分が絶妙に混ざりあうため、美しい色彩を楽しむことができます。ガラスの透明性がこの花瓶に奥深さと美しい表情を与えてくれていると言えますね。　職人の卓越した技術によって生み出される形状も、とても趣がありますね。本体は下に向かって緩やかに広がる形状で、やさしい丸みを帯びています。花を生ける口の部分はより厚さを増していて、四方へと流れるようなデザインが繊細でいて華やか。まるで花瓶が花を大切に包み込んでくれるような印象ですガラスの花瓶はその質感からクールな雰囲気のものが多いですが、手仕事ならではのあたたかみが活かされた温度感のある花瓶に仕上がっていることが大きな魅力と言えます。花瓶のサイズは横幅が約20cm〜30cm、奥行きが約13cm、高さが約25cm。花瓶としては一般的な大きさ。花を生ける口の幅は直径が約5cm以上あり、ボリュームのある花束なども生けることができますよ。重さは花瓶だけで約2kgとしっかりとした重量があるため、ある程度の長い植物も難なく生けることができます。水を入れることでさらに重さが増すため安定感も高いのがポイント。少し触れただけで倒してしまうというような心配もありません。定価3万以上のお品です。実家に大切に保管されていましたが、荷物整理の際に木箱は処分してしまいました。丁寧に梱包いたしますので、お値下げ交渉ご遠慮頂けると嬉しいです。大切にしていただける方お待ちしております。